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グループホームの日常:川口峯

世間は「新型コロナウイルス」の話題で満載ですね。

みなさん、大丈夫ですか?

ホームでも「手洗い・うがい・消毒」を徹底しています。

 

今は外出などもできないので、

ホームの日常を書いてみようと思います。

 

グループホームは日本語では

『認知症対応型共同生活介護』と言います。

何でも職員に『やってもらう』のではなく、共同生活の中で

『自分で出来る事は自分で行い』、

出来ない事を職員が手伝います。

と言っても、その時の「調子」「気分」「体調」などは

職員が見極め、無理の無い範囲で行ってもらいます。

何でもかんでもやってもらうのは大変ですからね。

 

 

生活の中で出来る事となると、

「料理」「洗濯」「掃除」などの、家事が多くなります。

やっぱり、長い人生の中で身についた事、

というのは忘れないで出来るんですね。

・綺麗に盛り付けしてくれる人

・きっちり畳んでくれる人

・隅から隅までテーブルを拭いてくれる人

全部できなくていいんです。

座ってるだけより、遥かに運動になります。

高齢になりますと、筋肉もすぐに衰えてしまいますからね。

 

【出来る事】を役割に感じてくれて、

やる気に繋がってくれると活気も出てきます。

 

 

土地柄か、川口峯には男性の利用者様も多いです。

「男子厨房に入るべからず世代」。

家事は苦手な人もいますが、

【男性だから出来る事】もあります!

「荷物運び」「刃物研ぎ」「庭作業」など

川口の男性陣は色々やってくれております!

 

 

【出来る事】があるって、やっぱり嬉しいですよね。

座っているのは安全です。

何かを『やってもらう』のは、もちろんリスクもありますし

出来そうな事を見つけるのも難しいです。

けど、「あんな事できたんだ♪」

「こんな事も出来るようになった♪」

という発見は僕たち職員にとっても、とても嬉しいんです。

 

 

珍しく真面目モードになりました(笑)

ちなみに写真は、昔いた出来る人のではありませんよ?

すべて、現在入居している利用者様です。

 

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